外壁を掃除する際の注意点は?岡山で業者を探すポイントも紹介!

数年が経過した一軒家での外壁には汚れが多く付着し、メンテナンスを検討している方も多いでしょう。業者に依頼すると費用もかかるため、できれば自分で掃除をしたいと思っていても、どのような道具を使用してどのように掃除をすればいいのかと悩んでしまいます。自分で掃除をするには注意しなければならない点もいくつかあります。また、外壁の素材によっては業者に依頼する必要があるものも中にはあります。業者に依頼した場合の相場も確認が大切です。今回の記事では外壁の掃除を自分で行う時に知っておくべき知識と、岡山県で業者を探し依頼する際のポイントや気をつける点を紹介します。

外壁を自分で掃除するときの4つの注意点

外壁

外壁の塗装やコーキングを傷めないようにする

高圧洗浄機を使う場合は水圧に注意する

外壁の材質にも注意

天候を確認する

掃除する際のブラシは極力柔らかいものを選びましょう。外壁をブラシで擦る時は強く擦るのではなく、優しく擦ることで外壁の塗装や外壁の間のコーキングを傷つけるのを防ぐことができます。コーキングは傷めてしまうと、破損したところから雨水などが入ってしまう可能性があります。高圧洗浄機を使用する場合は、圧力の強くないものをおすすめします。避けたい代表的なものはサイクロンノズルやトルネードノズルというものになります。高圧洗浄機は汚れが取れやすいのですが、上記のような高圧洗浄のものは外壁の塗膜(塗装)やコーキングが削れてしまうことがあるため注意が必要です。特に漆喰素材の外壁は高圧洗浄を使用するとコーキングを傷めることへつながります。外壁素材が木材の場合は、黒ずんでくる原因であるアクの洗浄や塗装の劣化、カビやシロアリ被害など注意しなければいけないところが多くあります。そのため自分でのメンテナンスがとても難しく、業者への依頼がおすすめです。また、塗装も視野に入れておく必要があるので注意しましょう。天候にも気をつける必要があります。特に風が強い日は、外壁に汚れが付着しやすいので汚れの付着しにくい晴れた日で且つ風 がない日に行うと良いでしょう。

高所は危険!業者に依頼するのがおすすめ

自分で外壁を掃除する際、高所の作業は危険なため避けましょう。高所では届かないところも多く上手く掃除ができない場合があります。特に高圧洗浄機を使用した場合、高所では上手くコントロールができず、とても危険です。家庭用の水圧洗浄機では水圧が足りず高いところまで届かないといった場合もあります。こびりついた汚れは、頑固なため家庭用のものではなかなか落ちないことがあります。また、綺麗に汚れが落ちないだけでなく、業者のように専門的に足場を組むことは難しいため落ちて怪我をするリスクもあり注意が必要です。

外壁掃除を業者に依頼するか検討するポイント

業者への依頼を検討するポイントは、高所などの自分では届かない範囲に汚れがある場合や汚れが広範囲であったり、ひび割れ・剥がれなどの劣化がある場合は補修が必要になるため業者に依頼が必要になります。さらに、掃除をする道具を持っていない場合や知識が不十分で不安な場合も業者への依頼をおすすめします。

外壁掃除を業者に依頼する際に気をつけるポイント

外壁

業者に依頼する際の流れは、業者を探して次に見積もり、最後に施工となります。業者に依頼する注意点としては、外壁メンテナンス診断のプロがしっかりと外壁の塗装などの状況にあった提案をしてくれているか確認することが重要です。業者によって金額が異なるため2~3社に見積もりを依頼し比較することも大切です。当日になって料金が上乗せされていないか、万が一の時を考えて損害賠償保険に加入しているかも確認すると良いでしょう。業者が洗浄する場合、建物の形態や大きさ、汚れの種類によっても異なりますが、一般的にかかる時間は平均約3~8時間程です。足場を組む場合はさらに4時間程かかることもあります。1~2時間など極端に少ない時間を提示された際は、手抜きをされてしまう可能性も考えられるため注意が必要です。さらに業者とのトラブルを防ぐために、アフターフォローがしっかりしているかの確認もしておきましょう。また、より良い工事にするための業者選びのポイントは、地元での施工実績があることや目安として60~90分かけて点検をしてくれる点であったり、見積が詳細であることと工事中の写真を渡してくれる業者です。さらにはメーカーからも保証がでる業者 であればなお安心といえます。

外壁掃除の業者の相場はいくら?

費用は外壁の広さに比例します。一般的な一軒家で建坪30坪2回建ての場合を例に解説していきます。上記の一軒家であれば大きさは約160㎡程です。高圧洗浄を依頼した場合、1㎡あたり100~200円程になります。外壁が160㎡であれば約16,000~48,000円程です。その際、窓枠から水が住宅に入り込まないかの確認と、近隣に水が行かないように対応してもらうことも重要です。薬品を使用したバイオ高圧洗浄などの場合の洗浄は、費用としては1㎡あたり200~400円です。建坪30坪の2階建で約32,000~64,000円程です。建物の高所などに足場を設置する費用や養生シートなどの保護を依頼した場合は別途費用が発生します。費用としては、150,000?200,000円程かかります。しかし、バイオ高圧洗浄などの薬品での洗浄方法は割高な分、カビやコケなどの菌の繁殖を防止する効果があり、その後のメンテナンスの手間を軽減することができるメリットもあります。また、より安く簡単に済ませたい場合は、ハウスクリーニング業者へ依頼するという方法もあります。高圧洗浄以外にも手の届く範囲を手作業で掃除を行ってくれる業者や、足場を組むことなく専用の作業車を使用して行う業者もいます。このような 業者に依頼することで費用を抑えられる可能性もあります。どのような業者に依頼するのかをよく検討し、見積もりを出してもらいましょう。

外壁塗装が必要なケースも!相場はどのくらい?

外壁の塗膜(塗装)が剥がれていることで、ひび割れや雨漏りの原因になります。その場合は洗浄だけでなく塗装が必要です。約30坪の一軒家では塗装面積約160㎡です。その場合相場は80~140万円程が相場になります。下記のような劣化が見られる場合も掃除ではなく塗装が必要です。

10年以上再塗装をしていない

ひび割れ・サビがある

コーキングにひびが見られる

塗装が剥がれている

変色や色あせがある

塗装に膨れがある

他に費用を左右するものとして塗料があります。外壁塗装の塗料代は種類によって大きく変わってきます。塗料を選ぶ際は、費用の単価だけでなく同時に耐久年数も考えることが必要です。耐久年数が高いほど費用は高くなりますが、その代わり塗り替えまでの期間が長くなりお得になるという考え方もあります。また、地域によって助成金などの制度がある場合があるため、確認することをおすすめします。

まとめ

外壁

外壁の素材によって掃除の方法が違い、自分でのメンテナンスは注意点も多くあります。

業者への依頼が必要なこともありますが、費用を抑えるためにもできる範囲でセルフメンテナンスをすることがおすすめです。セルフメンテナンスとは定期的に掃除をすることです。汚れがひどくなる前に掃除をすることで外壁の綺麗さを保つだけでなく、早い段階で傷やひび割れを発見できます。さらにカビやコケを防ぎ劣化を抑えることができ、遮熱や防水などの外壁の素材に加工された性能を発揮することができます。上記を踏まえた上で業者へ依頼する際は、相場や業者をよく確認することが大切です。